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うれし野ラボ連携 三重大学医学系研究科 西村教授の「美容と健康コラム」

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西村訓弘教授プロフィール

民間研究所、米国企業、大手外資系製薬企業の研究員などを経て、遺伝子解析技術の研究・開発に携わり、大学発バイオベンチャー企業の立ち上げに寄与。同ベンチャー企業の代表取締役社長を経た後、三重大学医学部特命教授を務め、2005年から同大学大学院医学系研究科教授となる。

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西村教授の美容と健康コラム Vol.01

「うれし野ラボ(株)」設立に寄せて

うれし野ラボ㈱の設立、おめでとうございます。

社名に配している「うれし野」という言葉は、倭姫命(やまとひめのみこと)が、安佐賀山に住む荒ぶる神を天皇の命を受けて大若子命(おおわくごのみこと)が鎮めたことを大いに喜ばれ、「うれし」と語ったという伝承をもとに名付けられた地名(嬉野町:現在は松阪市に統合)を由来としているそうです。

 

倭姫命が伊勢の地に皇大神宮を創建したのは、「米をつくるくらしが、この国の繁栄と平和をもたらす」との皇大御神の教えに従ったとのことですが、このことからも伊勢の地は古くから「農の地」として日本を代表する場所であったことが推察されます。

旧嬉野町は、伊勢の国に位置し、農業が中心の豊かな地域として栄えてきた地であり、お伊勢さんが創建された時代から農業を土台とした生活を営々と繋いできた由緒正しい地でもあるのです。

 

日本の社会は、20世紀に経験した高度成長による社会基盤整備の時代から、蓄積した社会財産を守りながら豊かな社会を維持していく時代に入ったと思います。

伊勢神宮には、20年に一度、建物全てを新造し、殿内の装束、神宝を新調する「式年遷宮」を約1300年続けてきた歴史があります。伊勢の国では、伝統を守りながら新しく生まれ変わることで社会を持続させてきた伝統があり、混沌とした今の時代こそ、このような古からの日本の教えを再認識する必要があると思います。

 

「うれし野ラボ」は、農作物が豊かな嬉野の地に誕生した企業であり、農作物などの天然資源から得られる自然の恵みを活かした人々の健康に役立つ製品づくりを理念としていると伺っています。また、地名である「嬉野」を社名に付けることで「地域社会と共に生きる会社である」との気持ちを大切にすると辻社長から伺った記憶があります。

うれし野ラボには、日本が営々として培ってきた「農を土台とした生活と文化」を今の時代に合う形で実現することに貢献する会社になっていただきたいと思います。

日本が誇る農業で生み出された農作物に含まれる健康に良い部分(成分)を、現代の最先端技術を駆使して取り出し、高品質な製品(化粧品や食品)として世界中の人々に還元していく、そのような農から生まれる豊かな天然資源の昇華を実現することで今の時代の人々の暮らしに貢献し、地域社会と共に成長する企業であってほしいと願っています。

 
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